(うぅ。やっぱりゾーイは苦手だな。なんだか話がうまく噛み合わないし)
噛み合わない理由は、互いの認識の相違だろう。エイミはゾーイとは特に仲が悪かったと思っている。が、ゾーイは自分はエイミにとって唯一の友人だったと信じているのだ。
どちらかが正しく、どちらかが間違えているというわけではない。エイミはネガティブ過ぎ、ゾーイはポジティブ過ぎるのだ。
ゾーイとの会話はまったく噛み合うことなくしばらく続いたが、家族が元気にしているらしいことだけは、なんとか聞き出せた。
ちょうどそのタイミングで、トマス爺にデザートとの配膳を手伝って欲しいと頼まれ、これ幸いとエイミは席を立った。
厨房に向かう途中で、ちらりと席を振り返った。ジークとゾーイがふたりだけで、皆と少し離れた場所に取り残されている。
(ゾーイ、ジーク様に失礼なことしたりしないかしら。いや、相手は領主様だし、さすがにそれは大丈夫……よね)
一抹の不安を振り切って、エイミは厨房に入って行く。
噛み合わない理由は、互いの認識の相違だろう。エイミはゾーイとは特に仲が悪かったと思っている。が、ゾーイは自分はエイミにとって唯一の友人だったと信じているのだ。
どちらかが正しく、どちらかが間違えているというわけではない。エイミはネガティブ過ぎ、ゾーイはポジティブ過ぎるのだ。
ゾーイとの会話はまったく噛み合うことなくしばらく続いたが、家族が元気にしているらしいことだけは、なんとか聞き出せた。
ちょうどそのタイミングで、トマス爺にデザートとの配膳を手伝って欲しいと頼まれ、これ幸いとエイミは席を立った。
厨房に向かう途中で、ちらりと席を振り返った。ジークとゾーイがふたりだけで、皆と少し離れた場所に取り残されている。
(ゾーイ、ジーク様に失礼なことしたりしないかしら。いや、相手は領主様だし、さすがにそれは大丈夫……よね)
一抹の不安を振り切って、エイミは厨房に入って行く。



