リーズが部屋の扉を閉めようとしたその瞬間、アルがふとこちらを振り返った。間近で視線がぶつかり合う。
「で、どうする気なんだ?」
アルが問うた。
「どうって……」
挑むような眼差しを向けられ、リーズは戸惑った。心臓がどくんと鳴った。
「その坊っちゃんがいい奴だったら、婚約するわけ?」
「わからないよ、そんなの」
「ふぅん」
「大体、アルになにか関係ある?」
「ないな。なんの関係もない」
アルはさらりと言ってのける。
「もう! だったら口出ししないで!」
リーズはアルを閉め出した。部屋からだけでなく、心の中からも閉め出してしまいたかったけど、アルはとてもしつこかった。一晩中、リーズの心の中に居座り続けたのだ。
「で、どうする気なんだ?」
アルが問うた。
「どうって……」
挑むような眼差しを向けられ、リーズは戸惑った。心臓がどくんと鳴った。
「その坊っちゃんがいい奴だったら、婚約するわけ?」
「わからないよ、そんなの」
「ふぅん」
「大体、アルになにか関係ある?」
「ないな。なんの関係もない」
アルはさらりと言ってのける。
「もう! だったら口出ししないで!」
リーズはアルを閉め出した。部屋からだけでなく、心の中からも閉め出してしまいたかったけど、アルはとてもしつこかった。一晩中、リーズの心の中に居座り続けたのだ。



