17時、カフェオレ。




それから10分…


「あー、もう無理だよ…」


私はカウンターにて未希に話しかけた。


「どうしたの」

「だってなんかみんないちいちいろんなこと聞いてくるから」


彼氏いるのかとかこのあと一緒に…とか
断れば連絡先って…

私はただオーダー聞きに行ってるだけなのに…


「だから、その顔に生まれてきた宿命だって」

「好きでこの顔に生まれてきたわけじゃないのにー」

「…それは女子を敵に回す発言だよ」


ってか、みんなが言うほど別に可愛くないよ、私…
普通じゃん…未希のが普通に可愛いじゃん…
伊藤先輩だって未希に夢中じゃん…

なんで未希じゃなくて私ばっかり…


「…未希、そろそろ変わろ?」

「あ、だめだよ
ほら、長谷川きたもん。あれ絶対優奈目当てだよ」

「え!余計にやだ!」

「私もやだもん。
ほら、優奈のこと見てるし、行ってきなよ」

「えー…」

「なんかあれば助けに行くから」


…まぁ、どうせもう交代だし…
さっさとオーダーとってさっさと出して、私がここから出ていけばいいか…