それからも私たちは他の友達のクラスでお団子を食べたり、ゲームをしたりして
宣伝そっちのけで文化祭を楽しんだ。
そして11時、私たちは店番の時間だから教室へと戻り、名札を装着した。
「え、なにこれいつの間に…」
私の名札には、朝はなかった”#1”の文字。
「まぁいいじゃん!
どうせわかんないやつにはわかんないよ」
「あ、未希の仕業か!」
「あはは、ごめんごめん。
でもNo.1とは書かなかっただけいいでしょ?」
「…まぁ」
さすがに人気ナンバーワンだったら恥ずかしすぎだけど…
わかんない人にはわからないけど、わかる人にはわかるからやっぱり恥ずかしいよ…
「もう始まるんだし、行くよ!」
「…はーい」
仕方ないからそのまま名札を付け、私は教室へと出た。
うちのクラスはそこそこ繁盛していて、用意された10の8テーブルは6卓埋まっていた。
「クッキーとかケーキ足りそう?大丈夫?」
「あ、んー
クッキーは作って追いついてるけど、ケーキがやっぱり一気にたくさん作れないから少し大変だけど、それでもなくなるってことはないから大丈夫だよ」
「そか、よかった」
ま、私はメニュー責任者ってこともあって、ほとんど接客はしないんだけどね。
忙しそうだったら手伝うだけ。
「あ、ミルクティーすごい人気だよ!」
「え、本当!?よかったー
頑張った甲斐あるよ!」


