17時、カフェオレ。



「なんか、先輩って何割か増しにかっこよく見えるの、なんでだろうね」

「えっ、もしかして伊藤先輩?
未希がそんなこと言うの珍しいね」

「いやだから、なんで先輩だからってかっこよく見えるのかなって。
だってタメだとそこまで意識しなくない?
先輩だと途端に男に見えると思わない?」

「あー…確かに、それあるかも」


理玖先輩も、最初はとにかく大人っぽくて知的な雰囲気が素敵で…
そんな雰囲気や優しい口調が最初は好きだったんだよね。


「…やっぱ、自分より大人っぽいところが、自分にはないとこだから惹かれるんじゃない?」

「なるほどねぇ。
まぁ、優奈は顔とか仕草とかしゃべり方とか
とにかくすべてが可愛くて、私とは正反対だから惹かれたのかも」

「え、そこで私出す!?」

「いやだって入学して早々、この子と友達になる!!って思ったからね」

「はは、なにそれー」


…でも私も頭悪いから、知的な先輩が好きになったのかもな…


「ところで、伊藤先輩のことかっこいいって思ったってこと?」

「まぁ、普通にかっこよくない?
性格はそこまでタイプじゃないけど」

「あぁ、うん
顔は普通にかっこよかったね」


さすが、理玖先輩のお友達なだけありますよ、うん。