あー、この時間先輩のクラス行きたかった…
連絡も知らないし、今更だよなぁ…
なんてしてたら、放送がかかり
今年の文化祭は幕を開けた。
「優奈、お願い!」
「え、え?なに?」
「優奈その格好で宣伝してきてよ!!」
「え、私が!?
でも私宣伝係でもないし、時間も11時からなんだけど…」
「でも優奈が宣伝してくれたら絶対繁盛するって!!
看板娘だよ、完全に!」
「え、えぇ…」
なんか、宣伝とかあんまり向いてないんだけどな…
目立つの嫌いだし…
「いいじゃん、優奈。
それで歩き回ってれば、先輩のクラス、見つかるかもしれないじゃん?
適当に楽しみながらついでに宣伝すればいいじゃん」
未希はそう言って看板を受け取った。
「仕方ないなぁ。
まぁみんなより私は手伝いが足りなかったし、これくらいはやろっかな」
ってことで、私はチラシを受け取った。
チラシっていうか、コースターなんだけどね。
これも手作りとか、本当クオリティ高いな、うちの店…
「はい、お願いします!!」
「…名札は置いていきます」
名前晒しながら歩いていくのは恥ずかしいしね…


