「って、もうこんな時間!?
教室戻らないと!」
時計を見るともうすでに9時半で、
私たちは急いでクッキーをしまい、ケーキをお盆に並べて男子に運んでもらった。
私はオーブンを消し、とりあえず教室に戻った。
…家庭科室って、ずっと先生いるのかな…
家庭科の先生も大変だなぁ…
「未希!優奈!遅いよー」
「ごめんごめん!」
教室に着くと、女子たちみんな身だしなみを整えていた。
化粧してる子もいれば、髪の毛整えてる子もいるし。
「そか、髪の毛結んだ方がいいのか…」
カフェだもんね。
いつものバイト先ではそういうこと言われないから忘れてた…
「未希はどうするの?」
「私はお団子にしてもらうの!
優奈もやってもらえば?」
…でも時間はもうお9時45分。
もうあんまり時間ないし…
「私は三つ編みにでもすればいいや」
頼むのも悪いし、わりと髪の毛の長さがあるから、私は三つ編みにした。
ゆるくほぐすのも可愛いかもしれないけど、今回は王道にしっかりめに編み込んだ。
なんだかんだ、細い三つ編みが好きなんだよね。
「よし、でーきた。
未希、どう?」
「お、おぉ!可愛い!
可愛さ3割増しだよ!」
「はは、なにそれ」
でもすっきりして、たまにはいいかもなぁ。
いつもおろしてるから。


