「優奈ちゃん
俺と、付き合ってくれますか?」
私のもうひとつの手を取り、りっくんはツリーから私へと目線を動かした。
いつもの優しい笑顔で、優しい声で、優しいトーンで
…まるで、ミルクみたいに柔らかく包み込んでくれて。
いろんな感情をぶつけてきた私に、すっと溶け込んだ。
「…はい」
名前がわからなくて、カフェオレの人って呼んでたのがずっと昔みたい。
これからは、私があの隣に座っていいんだぁ…
「これからいっぱい、優奈ちゃんのこと教えてね」
「はい!りっくんのことも教えてくださいね」
「え、ミルクティーにハマってます」
「知ってます!!」


