17時、カフェオレ。




「優奈ちゃん
俺と、付き合ってくれますか?」


私のもうひとつの手を取り、りっくんはツリーから私へと目線を動かした。

いつもの優しい笑顔で、優しい声で、優しいトーンで


…まるで、ミルクみたいに柔らかく包み込んでくれて。
いろんな感情をぶつけてきた私に、すっと溶け込んだ。


「…はい」


名前がわからなくて、カフェオレの人って呼んでたのがずっと昔みたい。

これからは、私があの隣に座っていいんだぁ…


「これからいっぱい、優奈ちゃんのこと教えてね」

「はい!りっくんのことも教えてくださいね」

「え、ミルクティーにハマってます」

「知ってます!!」