イルミネーションか。
そういえば、友達とかと見に行ったことないや。
今までは家族とばっかりだったな…
それが、今となっては彼氏と…
……って、え?
え、先輩と私って、付き合ってるの?
付き合おう、みたいな話になった?
好きと伝えて、好きと伝えられて。
…それだけじゃない?
これで、彼氏って言っていいのかな…
「優奈ちゃん?どうかした?」
「あ、いえ!」
…でも、なんかそんなこと聞きにくいよなぁ…
「……りっくんは、いつもカフェオレ飲んでたじゃないですか。
今は私に合わせてミルクティー飲んでるじゃないですか」
「んー…まぁ
それが好きってのもあるけど」
「あそこ以外では普段、なにを飲んでるんですか?」
「え?……水かな」
「まさかの水っ」
水って!無味!!
甘いのが好きなのか、はたまた苦いのが好きなのか…
「あ、ほらみて」
向こうに見える駅は、ここから見てもすっごい明るくて、キラキラしていた。
「うわぁ…
こんなにすごいんですね!」
「ね。気合入れてるよね」
駅のイルミネーションも、今まで車の中から通り過ぎるときに見る程度だったから…
こんなにまじまじみたの、初めて…


