17時、カフェオレ。




憧れ、か。
そうだよね。あんなにキレイで、頭もよさそうだったもんね。
憧れる気持ち、わかる気がするや。


「…逆に、優奈ちゃんは俺のこと、ただの憧れじゃない?」

「当たり前じゃないですか!!こんなに好きなのに!」


私がそういうと、先輩の顔はまたみるみると赤くなっていった。


「…だから、そういう可愛いこと言うのやめて
俺の心臓もたない…」


…だって、好きなんだもん。
好きであふれてるんだもん。

この幸せの気持ちを、誰かと共有したいんだもん…



「……もう、俺が言いたい」

「え?」

「俺、やっぱり優奈ちゃんのことが好き」


先輩のその言葉に、今度は私の顔が熱くなっていくのがわかった。


「いつもここで、一生懸命に働いているとことか、俺に優しいとことか、ちゃんと、考えてること言ってくれるとことか俺にまっすぐなとことか

全部、好き」


先輩のその言葉に、私の目からは涙が溢れた。

先輩が、私のことを好き。
そんな、ありえないと思っていたことが今ここに現実として起こっている。


そんなことが、まさかこんなに早く実現するなんて、思いも知らなかったよ…


「…私も先輩のこと好きです~!」


私がそう言っても、先輩の顔はもう赤くなってはくれなかった。