17時、カフェオレ。




私がそういうと、先輩の足はまた止まった。

そして振り返って私を見た、けど
その目は、いつもと違ってすごく冷めた目をしていた。


「…優奈ちゃんには関係ないことだよ。
俺たちのことにこれ以上口出ししないで」


そういって、また前を向いて歩き出した。


「…関係ない、か」


本当、その通り。
私こそ、いったいなんの権限もって言ってんだろ。

私にはなんの関係もないことなのにね。



私は、後ろを振り返って走ってその場から逃げた。

もうこぼれてしまうから。
涙が流れてしまいそうで

私は路地を曲がった。


もう、むり。限界だよ。
先輩のこと、諦めるしかないんじゃん。

私にはどうすることもできない。
幸せにするのは、私じゃないんだもん。

…もう先輩のこと好きじゃない紫那さんとうまくいくわけないのに
それを、見守ることなんてできないもん…


もう、いっそのこと先輩のこと嫌いになれれば楽なのにな…
先輩のこと考えなくなるようになれるのにな…