17時、カフェオレ。




「…だから、あの喫茶店以外どこにも行かないの。
あそこのカフェオレが好きだってことしか知らないから」

「え、それだけですか…?」

「そ。だからビビッてどこにもいけないの。
ださいでしょ」

「え、そんなことはないです!
…他の人の考えてることなんて、それが恋人でもわかるわけないじゃないですか」

「……ありがと。
でも優奈ちゃんの考えてることなら割とわかるんだけどなー」

「え、えぇ!?
そんなわかりやすいですか…?」

「うん。
見てて面白い」


お、面白いって…
なにそれ恥ずかしすぎるんだけど…

私、そんな表に出てましたか…


「優奈ちゃんは隠し事できないタイプだよね。
感情も表に出やすいから、ちょっと優奈ちゃんの彼氏になる人がうらやましいや」


…なんだ、やっぱりわかってないんじゃん。


私は今、あなた以外の彼氏なんていらないのに…