今日は伊藤先輩が来るから、先に私は表の掃除と、マスターがやりっぱなしの食器を片づけたり、
理玖先輩たち用のコーヒー豆の準備をしていた。
そういうことしてると本当に時間はあっという間で、マスターはいつの間にかまたいなくなってるし…
前は声かけてくれたのに…
「こんにちは」
「あ、いらっしゃいませ」
いろんな仕事を済ませ、茶葉の研究をしていたら
いつの間にか17時ちょっと前で、今日も理玖先輩はやってきた。
「いつもの、ください」
「はい、少々お待ちください」
私は茶葉を置いて、できていたコーヒーをグラスに注ぎ、ミルクを混ぜた。
「お待たせしました」
「ありがとう。
…最近茶葉に凝ってるんだね?」
「はい。
文化祭をきっかけに楽しくなって」
私はそれだけ言って、先輩の前から離れた。
といってもすぐそこにいるんだけどね。
茶葉をティーポットに入れ、お湯を注ぐと、コーヒーに負けないいい香りがしてすっごい癒されるから、最近本当にすっごい紅茶にはまってる気がする。


