ゴクリと固唾を飲んで、鍵を差し込む。 「な、なにが入ってるのかな……」 そう思ったら、ドクンドクンと心臓が騒ぎ出した。 「大丈夫だよ、黒田」 隣で囁く虹くんの声に相槌を打って、恐る恐る宝箱を開けた。 「……え?」 ふたつ折りになった紙のようなものがある。 それも、二枚。 「待って……嘘でしょ? まさか、またカード!?」 最後の最後にトラップとか仕掛けてきたんじゃ……。 「よく見ろよ。カードじゃなくて、これは手紙だろ?」 「手紙……? 仕掛け人からの?」