「お前の体脂肪が1パーセント減りますようにって書いた方がよかった?」 口角を上げて意地悪を言う虹くんに、ぶんぶんと首を振った。 微かに目に溜まった涙が風に流れていく。 「嬉しい……すごく……」 「……別に。俺はただこれしか思いつかなかっただけ」 またそうやって、さらに喜ばせる言葉を添えてくるんだから。 虹くんが視線を泳がせた。 その背中越しに見える夜空には星が瞬いている。 「あっ! 流れ星!!」 瞬きよりも速く、夜の海を流れていってしまったけど、今確かにこの目で見たんだ。