クスクスと唇を歪めて笑った。 どうして城ヶ崎さんが私のお母さんのことを言っているのか理解出来ず、私はただただその場で固まっていた。 「怖い怖い……。じゃあ、どうする茉莉花ちゃん?」 その言葉を待っていたかのようにパッと顔を輝かせた。 「うん。だからね? これから、この5年1組で魔女狩りを始めようと思うの──」 それが全ての発端だった。 罵声と怒号、突き刺さる視線。 そして『魔女狩り』が始まった。 あの日から、教室は地獄へと変わった。