「……そんなこと言われたら、また嬉しいとか思っちゃう……っ」 「そう思っていいけど?」 「っ、」 ちょっと待って……!! 虹くんが塩攻撃してこない……。 「あの相関図、後半部分は当たってんじゃん」 『今は私のことが気になって仕方ない』 ふと思い出して、じわじわ頬が熱くなっていく。 虹くんはこちらを見ている。 真っ暗でも視線でわかるもん……。 「……お前のせいで全然寝れない」 さらに追い打ちをかけるように放たれた虹くんのセリフに、私も眠れる気がしなかった。