「大掃除のとき、蔵の金庫の底から出てきたんだ。
本物かどうかわからんが、やろう」
「はいっ。
はいはいっ、参加しますっ」
と雪丸が真っ先に手を上げる。
加藤が、いいんですか? という顔で苦笑いしていたが、
「正月らしい景品だろうが」
と頼久は笑う。
いや、正月らしいかな……?
悪代官たちにはお似合いだが、と夏菜が思ったとき、加藤が、
「あ、では、次点の人には、これをあげましょう」
と言って、隅にある桐のタンスから壱万円の札束を出してきた。
いや、明らかな偽物なのだが。
加藤は笑って、
「入浴剤ですよ。
お湯に浮かべて入ってください」
と言ってくる。
「ある意味夢があるな、札風呂か……」
と有生が呟き、指月が、
「漫画雑誌に載ってる怪しい広告みたいになるじゃないですか……」
と言っていた。
本物かどうかわからんが、やろう」
「はいっ。
はいはいっ、参加しますっ」
と雪丸が真っ先に手を上げる。
加藤が、いいんですか? という顔で苦笑いしていたが、
「正月らしい景品だろうが」
と頼久は笑う。
いや、正月らしいかな……?
悪代官たちにはお似合いだが、と夏菜が思ったとき、加藤が、
「あ、では、次点の人には、これをあげましょう」
と言って、隅にある桐のタンスから壱万円の札束を出してきた。
いや、明らかな偽物なのだが。
加藤は笑って、
「入浴剤ですよ。
お湯に浮かべて入ってください」
と言ってくる。
「ある意味夢があるな、札風呂か……」
と有生が呟き、指月が、
「漫画雑誌に載ってる怪しい広告みたいになるじゃないですか……」
と言っていた。



