「今日は夏菜様が、こう言っては失礼ですが、賞品なので、やはり美しくないと」
と言って、加藤がミニの白いウエディングドレス風のドレスを用意してくれたのだ。
だが、寒いので。
白いふわふわのボレロと肌色だが極厚のタイツを着用したうえに、ホッカイロを大量に貼っている。
ちょっぴり着だるまになっているので、可愛く見えるかどうかは自信がなく、奈々子に褒めてもらって嬉しかった。
……この人たちは、求婚者のはずなのに、全然褒めてくれませんしね、と有生と指月を見たが、ふたりともさりげない風を装って、視線をそらしてしまう。
なにかそういう息は合ってますね、と思ったとき、頼久が加藤を従え現れた。
「みんな、よく集まってくれた。
今回の勝者に、夏菜とこの道場をくれてやろう。
……レースの立候補者は四人だが。
妨害する側の人間でも。
敵も味方も全員倒して、夏菜の許にたどり着けたら、夏菜と道場をくれてやろう」
おおっ、と男たちが盛り上がる。
と言って、加藤がミニの白いウエディングドレス風のドレスを用意してくれたのだ。
だが、寒いので。
白いふわふわのボレロと肌色だが極厚のタイツを着用したうえに、ホッカイロを大量に貼っている。
ちょっぴり着だるまになっているので、可愛く見えるかどうかは自信がなく、奈々子に褒めてもらって嬉しかった。
……この人たちは、求婚者のはずなのに、全然褒めてくれませんしね、と有生と指月を見たが、ふたりともさりげない風を装って、視線をそらしてしまう。
なにかそういう息は合ってますね、と思ったとき、頼久が加藤を従え現れた。
「みんな、よく集まってくれた。
今回の勝者に、夏菜とこの道場をくれてやろう。
……レースの立候補者は四人だが。
妨害する側の人間でも。
敵も味方も全員倒して、夏菜の許にたどり着けたら、夏菜と道場をくれてやろう」
おおっ、と男たちが盛り上がる。



