「お前、やる気あるのか……。
いや、なくていいんだが」
と珍しくジャージ姿の銀次に言われている。
なんかものすごい紫色のジャージだ……とそちらにも目を奪われていると、雪丸は、
「いやいや、ありますよっ」
と笑って言ってきた。
「いやあ、さすが本番になると緊張してきたので。
うっかり、本当に夏菜さんを好きで手に入れたいんじゃないかと思ってしまうほど。
それで緊張をほぐすのに普段寝るときの格好で来てみました」
だから結婚する気ないのに参加しないでくださいってばと夏菜は苦笑いしていたが。
まあ、雪丸が勝ったら、結婚話の代わりになにか別の賞品を用意したらそれで収まりそうだな、とは思っていた。
だが、横から、銀次がぼそりと、
「いや、こう見えて、奴はなかなかの策士で本気ですよ、お嬢。
お嬢に本気なんじゃなくて、勝負に買って、わーいってなりたいことに。
そして、ラッキーチャンスは逃さない男なんで、ほんとうにお嬢と結婚しますよ、きっと」
とロクでもないことを言ってくる。
いや、なくていいんだが」
と珍しくジャージ姿の銀次に言われている。
なんかものすごい紫色のジャージだ……とそちらにも目を奪われていると、雪丸は、
「いやいや、ありますよっ」
と笑って言ってきた。
「いやあ、さすが本番になると緊張してきたので。
うっかり、本当に夏菜さんを好きで手に入れたいんじゃないかと思ってしまうほど。
それで緊張をほぐすのに普段寝るときの格好で来てみました」
だから結婚する気ないのに参加しないでくださいってばと夏菜は苦笑いしていたが。
まあ、雪丸が勝ったら、結婚話の代わりになにか別の賞品を用意したらそれで収まりそうだな、とは思っていた。
だが、横から、銀次がぼそりと、
「いや、こう見えて、奴はなかなかの策士で本気ですよ、お嬢。
お嬢に本気なんじゃなくて、勝負に買って、わーいってなりたいことに。
そして、ラッキーチャンスは逃さない男なんで、ほんとうにお嬢と結婚しますよ、きっと」
とロクでもないことを言ってくる。



