今夜、あなたに復讐します

 暗い玄関と廊下の明かりをつけながら有生がちょっと笑って言ってきた。

「さあ、夏菜。
 民衆どもが待っているぞ」

 いや……忘れてください、それ。

 ……はは、と笑いながら、夏菜は有生のあとについて上がった。