今夜、あなたに復讐します

「……そのうちいつか、編集さんから連絡があったら」
と言う耕史郎の目が泳ぎ始めた。

「夏菜。
 便りのないのは良い便りというが。

 編集さんに限って言えば便りのないのは悪い便りだ……」

 す、すみませんっ、と夏菜は苦笑いして、なんとなく開くのボタンを連打してしまう。

 この階じゃないだろうが、という顔を有生はしていたが。