次の日、
いよいよ、週末ですね、と夏菜はドキドキしながら、荷物をまとめていた。
……このドキドキは社長とふたりで過ごすドキドキではなくて、100均グッズへのドキドキですからね、と心の中で言い訳しながら、もともと少ない荷物を更にコンパクトにしていると、LINEが入った。
利南子だった。
『お疲れー。
呑み会セッティングありがとう』
と鳥がニコニコしているスタンプが来たので、
『いえいえー。
楽しかったです。
お疲れ様でしたー』
などと送り返す。
呑み会の翌日、よくある会話に油断していた。
が、相手は利南子だった。



