今夜、あなたに復讐します

 一生か。

 ……それは一生俺のことを忘れないということかな。

 社長と結婚しても。

 社長と結婚して、此処に来なくなっても。

 まあ……そんなこと、別にどうでもいいんだが、と思いながら、
「ところで、何日だ」
とパソコン横のカレンダーを見ながら訊いてみた。

「あっ、ありがとうございますっ。
 日にち決めたら、追って連絡いたしますっ」
と夏菜が慌てて言う。

 いや、まず、決めておけ、と思いながら、もう一度、カレンダーを見た。

 ところでお前も来るのかという肝心な一言が、どうしても口に出せないまま――。