「いや、女子と行ってくださいよ。
女子、お嫌いですか」
「別にお嫌いではないが。
そんなに積極的に好きでもないな。
やかましいし、いちいちなんでも突っ込んで詮索してくるから」
好きな人のことはいろいろ気になるから訊いてくるんではないですかね、と思っていると指月が言ってきた。
「……と言って、男が好きなわけでもないぞ。
男は無理だったから」
無理だったからっ!?
なにか試してみたんですかっという目で上林とたまたまいた黒木も指月を見る。
指月は妄想の中で、夏菜の代わりに有生を抱き寄せてみたときのことを言っていたのだが、そんなことを夏菜たちが知る由もなく。
みんな、いろいろ想像を巡らせながら、
「ちょっと出てくる」
と言って、二、三枚の書類を手に出ていく指月を見送った。
女子、お嫌いですか」
「別にお嫌いではないが。
そんなに積極的に好きでもないな。
やかましいし、いちいちなんでも突っ込んで詮索してくるから」
好きな人のことはいろいろ気になるから訊いてくるんではないですかね、と思っていると指月が言ってきた。
「……と言って、男が好きなわけでもないぞ。
男は無理だったから」
無理だったからっ!?
なにか試してみたんですかっという目で上林とたまたまいた黒木も指月を見る。
指月は妄想の中で、夏菜の代わりに有生を抱き寄せてみたときのことを言っていたのだが、そんなことを夏菜たちが知る由もなく。
みんな、いろいろ想像を巡らせながら、
「ちょっと出てくる」
と言って、二、三枚の書類を手に出ていく指月を見送った。



