今夜、あなたに復讐します

 じゃあ、訊くな、と思いながらも、なんとなく語りたい気分だったので。

「今、好きだと自覚して思い返してみるからかもしれないが。
 どの時点の夏菜も可愛く思えて、何処から好きだったかわからないんだ。

 でもまあやっぱり、最初に突っ込んできたときのあの一途な瞳かな」

 俺のハートに響いたんだ、と言うと、
「リアルにペットボトルが胸に響いたんじゃないですかね」
と指月は言う。

「……当たってないだろうが」
と言ったときには、

「では失礼します」
と言って、指月は部屋を出ていってしまっていた。