今夜、あなたに復讐します

 でもまあ、社長は、そんなご無体なことはなさらないかもですけどね、と思ったとき、

「よしっ、食器を片付けるか」
と有生が言ってきた。

「はい」
と夏菜は立ち上がる。

 強すぎないいい風が吹いている。

 冬の日差しの降り注ぐ中、夏菜は、うーんと伸びをした。

 社長と二人きり、どんなに緊張するかと思ってたけど、今のところ楽しいなと思いながら。