今夜、あなたに復讐します

「わしはまだまだ現役だ。
 お前たちの子どもが後を継いでもよいし。

 道場の方は、誰が能力のある者が他にいれば、そちらに継がせてもよい。

 結婚前に一緒に住むのはどうかと思ったが。

 こういう感じの共同生活なら、まあ悪くないかと思ってな。

 わしもお前という人間がよく見えたし。

 夏菜にもよく見せてやってくれ」

「……は?」

「ずっと職場と道場の往復では疲れるだろう。
 週末は夏菜とお前の家で過ごしていいぞ」

「ほ、ほんとうですか?」

「結婚して話が違う。
 あんな男とは思わなかったとか言われても困るからな」

 ……なにか娘さんとかに言われたことがありそうですね。