「いたたた……」 雪丸は顔をしかめて歩いている加藤と廊下ですれ違った。 「あれ? どうしたんですか? 大丈夫ですか? 加藤さん」 「いや~、最初が肝心と思って。 ちょっとやりすぎました。 あれじゃ、せっかく夏菜様と同じ部屋でも、 ……無理でしょうね」 悪いことしました、と笑いながら、加藤はよろよろと部屋に戻っていった。