なにかこう、まったりと結婚が決まろうとしている……と庭先で洗濯物を干しながら、雪丸は後ろを振り返っていた。 天気の良い日中は縁側のガラス戸が開いたままなので、夏菜たちの話も雪丸たちに丸聞こえだった。 すぐ近くで、切り株型の椅子に腰掛け、斧の手入れをしていた銀次にも。