今夜、あなたに復讐します

「実際に呪われてなくとも、そう信じるだけで、呪いにかかってるようなものなのだ。

 私は夏菜をその染み付いた呪いから解放してやりたい気がする」

 いや、それ、夏菜に呪いの伝説を植えつけてきたあんたらのせいだろうが、と思っていると、頼久は言ってきた。

「そこで、お前、夏菜と結婚しないか」

「は?」

「お前のところとうちが一緒になったら、祟るも祟らないもない。
 八代目は両方の子孫だし。

 よし。
 お前、夏菜と結婚しろ」

 ……何故、そうなる。