好きなんだから仕方ない。

俺は名前を呼ばれて彼女を見、そこで初めて宇宙が美しいと思えた。いや、宇宙が美しかったんじゃない。宇宙を背景に見た彼女が美しくて言葉を失い、絞り出した言葉が返事みたいになってしまっただけなんだ。

「これからどうなって行くんだろうな」

「さぁ?絶対にどれかにはなるけれど神もあるかもしれない可能性しか知らないから。でも、悪い方向に進んでほしくないかな」

「どんな事があっても俺たちはそばにいる。それだけは神じゃない俺でも分かるぞ」

「私もそんな気がする」

繋いでいた手にもっと強く力を込めた。もちろん痛くないように、ぎゅっと強く。
エミィ様の笑顔につられて皆が笑う。それが日常になっているこの世界で俺はエミィ様を守るために生き続ける。何度生まれ変わっても、何度でも守っていく。