みんな……誰も死にたくないし、死なせたくない。だから、必死に戦っているんです。
目を閉じて現実から目を反らしても、何も終わらない。
いいえ、そうじゃないんです。何かが終わってしまうんです。そうして、後で、あの時なぜこうしなかったのか、ああしなかったのかと、悔いだけがのこるのです。
嫌です。嫌です。
ギリリと大きく目を見開いて、ドラゴンの尻尾を睨みつける。
「【鑑定】」
「え?ユーキは鑑定もちなの?何か分かる?」
「ボクの鑑定は精度が悪いです。でも、何か人と違ったことが時々表示されます」
【鑑定結果
名前:ナインヘッドドラゴン
続きはWEBで】
相変わらず役に立たないです。
「フィーネさん、あのモンスターの名前は『ナインヘッドドラゴン』」
フィーネさんが私の顔を見て頷き、すぐにジョジョリさんに指示をします。
「モンスターの名前が判明。ナインヘッドドラゴン、情報収集を」
現れたすでにナインヘッドドラゴンという文字列が入っている検索窓に、弱点と検索ワードを追加して虫眼鏡マークを押す。
検索結果、ゼロ。
ダメか!
ナインヘッドドラゴン、倒し方。
検索結果、1。
【倒し方が分からない】
これもダメです!
なんでもいい、情報が欲しい!
ナインヘッドだけにして検索。
検索結果はわずか20ほど。
何、これ。
上から順にみていくけれどめぼしい情報は何もありません。そして、一番下の情報。
【九つの頭を持つ龍。ナイトヘッドドラゴンと名付けよう。ああ、だが、この記録は、誰の手にも届かないかもしれない……】
え?
ええ?
ちょっと待ってください、ナイトヘッドドラゴンと名付けたけれど、その情報が誰にも届いていないと言うこと?他の人は正式名称を知らないままなの?
それで、検索に引っかからないの?
そんな……それじゃぁ、どうにもならないというんじゃ……。
バーヌに名前が上書きされてしまったことを思い出します。バーヌの情報は白紙……になってしまいました。過去の別の名前だったときの情報は無くなりました。
どうしたらいいんでしょう。
もっと、もっと便利に検索できないの?
鑑定魔法って、レベルが上がるものでしょう?私の鑑定の能力も上がらないの?
お願い!
お願い!
ピロロロンと、頭に機械音みたいな音が流れました。
目を閉じて現実から目を反らしても、何も終わらない。
いいえ、そうじゃないんです。何かが終わってしまうんです。そうして、後で、あの時なぜこうしなかったのか、ああしなかったのかと、悔いだけがのこるのです。
嫌です。嫌です。
ギリリと大きく目を見開いて、ドラゴンの尻尾を睨みつける。
「【鑑定】」
「え?ユーキは鑑定もちなの?何か分かる?」
「ボクの鑑定は精度が悪いです。でも、何か人と違ったことが時々表示されます」
【鑑定結果
名前:ナインヘッドドラゴン
続きはWEBで】
相変わらず役に立たないです。
「フィーネさん、あのモンスターの名前は『ナインヘッドドラゴン』」
フィーネさんが私の顔を見て頷き、すぐにジョジョリさんに指示をします。
「モンスターの名前が判明。ナインヘッドドラゴン、情報収集を」
現れたすでにナインヘッドドラゴンという文字列が入っている検索窓に、弱点と検索ワードを追加して虫眼鏡マークを押す。
検索結果、ゼロ。
ダメか!
ナインヘッドドラゴン、倒し方。
検索結果、1。
【倒し方が分からない】
これもダメです!
なんでもいい、情報が欲しい!
ナインヘッドだけにして検索。
検索結果はわずか20ほど。
何、これ。
上から順にみていくけれどめぼしい情報は何もありません。そして、一番下の情報。
【九つの頭を持つ龍。ナイトヘッドドラゴンと名付けよう。ああ、だが、この記録は、誰の手にも届かないかもしれない……】
え?
ええ?
ちょっと待ってください、ナイトヘッドドラゴンと名付けたけれど、その情報が誰にも届いていないと言うこと?他の人は正式名称を知らないままなの?
それで、検索に引っかからないの?
そんな……それじゃぁ、どうにもならないというんじゃ……。
バーヌに名前が上書きされてしまったことを思い出します。バーヌの情報は白紙……になってしまいました。過去の別の名前だったときの情報は無くなりました。
どうしたらいいんでしょう。
もっと、もっと便利に検索できないの?
鑑定魔法って、レベルが上がるものでしょう?私の鑑定の能力も上がらないの?
お願い!
お願い!
ピロロロンと、頭に機械音みたいな音が流れました。


