賢くはないんですけどね。日本では怪しげなところから買うのは棄権だというのは常識で。転売屋だとか不法に値段を上乗せする人も普通にいますし。もし、不良品だった場合の商品保証まで考えると、やっぱりきちんとしたところで買ったほうが安全なんです。
「では、レアポーションお買い上げが銅貨8枚、買取価格の小銀貨4枚から引いてもかまわないかしら?」
「はい。小銀貨3枚と銅貨2枚でお願いします」
フィーネさんが驚いた顔をする。
「計算、早いわね」
そうでしょうか?
■
「さっきのものの考え方といい、計算力といい、ねぇ、ギルドで働く気はない?汗臭い冒険者相手に仕事しなくちゃならないけど、むさくるしさはあるけれど、給料はそこそこもらえるし、ちょっと華やかさには欠けるけれどいい職場よ?」
いろいろと、本音が駄々洩れになっていますよ、フィーネさん。周りの冒険者たちが微妙な顔をしています。
ギルド……給料いいんですね。
もし、妹の望結が見つかったら、この世界で生きていくために就職するにはいいかもしれない。でも、今は一か所にとどまっていることはできないんです。
「ごめんなさい。文字の読み書きができないので無理です。では、ありがとうございました」
お金とレアポーションを受け取って逃げるようにして出張買取所を後にする。
えへへへ。
そして、銅貨8枚で買ったレアポーションの瓶を眺める。
かわいい。
めっちゃかわいい。
中の液体が薄桃色。えーっと、乳桃色の入浴剤みたいな色。ほかのポーションはもうちょっとこう、シンプルな色。
ダンジョン産は薄い黄色の透明。人工物は薬草が入っている関係で、ほとんどのものが青汁っぽい色をしています。
それなのに、このレアポーションは乳桃色。しかも、瓶の蓋がハートになっているんです!めちゃくちゃかわいいんです!
ポーションとしての効果なんて、どうでもいいです。この世界って割と武骨なデザインの物が多いなかで、これほどキュートでかわいいものに出会えるなんて。
「おかえり、ユーキ。どうだった?」
ああ、そうでした。最高級のかわいいバーヌがいたのでした。
もふもふしたいけど、解体の邪魔しちゃうといけないので我慢です。
「えっと、小銀貨4枚になったけれど、これを買い物しちゃったから、小銀貨3枚と銅貨2枚。勝手にごめんね、無駄遣いしちゃって」
「では、レアポーションお買い上げが銅貨8枚、買取価格の小銀貨4枚から引いてもかまわないかしら?」
「はい。小銀貨3枚と銅貨2枚でお願いします」
フィーネさんが驚いた顔をする。
「計算、早いわね」
そうでしょうか?
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「さっきのものの考え方といい、計算力といい、ねぇ、ギルドで働く気はない?汗臭い冒険者相手に仕事しなくちゃならないけど、むさくるしさはあるけれど、給料はそこそこもらえるし、ちょっと華やかさには欠けるけれどいい職場よ?」
いろいろと、本音が駄々洩れになっていますよ、フィーネさん。周りの冒険者たちが微妙な顔をしています。
ギルド……給料いいんですね。
もし、妹の望結が見つかったら、この世界で生きていくために就職するにはいいかもしれない。でも、今は一か所にとどまっていることはできないんです。
「ごめんなさい。文字の読み書きができないので無理です。では、ありがとうございました」
お金とレアポーションを受け取って逃げるようにして出張買取所を後にする。
えへへへ。
そして、銅貨8枚で買ったレアポーションの瓶を眺める。
かわいい。
めっちゃかわいい。
中の液体が薄桃色。えーっと、乳桃色の入浴剤みたいな色。ほかのポーションはもうちょっとこう、シンプルな色。
ダンジョン産は薄い黄色の透明。人工物は薬草が入っている関係で、ほとんどのものが青汁っぽい色をしています。
それなのに、このレアポーションは乳桃色。しかも、瓶の蓋がハートになっているんです!めちゃくちゃかわいいんです!
ポーションとしての効果なんて、どうでもいいです。この世界って割と武骨なデザインの物が多いなかで、これほどキュートでかわいいものに出会えるなんて。
「おかえり、ユーキ。どうだった?」
ああ、そうでした。最高級のかわいいバーヌがいたのでした。
もふもふしたいけど、解体の邪魔しちゃうといけないので我慢です。
「えっと、小銀貨4枚になったけれど、これを買い物しちゃったから、小銀貨3枚と銅貨2枚。勝手にごめんね、無駄遣いしちゃって」


