他の二人のうち一人がジョジョリさんだった。鑑定すると、どうやら両思いだと言うことが分かりました。
「買い取るものは何かしら?」
あ、私の番です。
「これを。ヌルクの皮とモモシシの角です」
「あら、珍しい。ずっとダンジョンの宝ばかりみんな持ってきてたから、普通の獣の素材の買取は久しぶりだわ。角は、まだ若い個体のようね。大きさは中程度。ただし傷が少ないので状態は上。ヌルクの皮は、あら、これはとてもきれいな状態ね。変な箇所に切り傷もないし、3つとも状態極上。全部で小銀貨4枚でいかがかしら?」
あ、失敗しました。恋愛事の項目を読んでいただけで、公平に買い取ってもらえる人なのかとか調べるの忘れました。
「はぁ?なんでだよ!これ、レアポーションだろう?初めて見たんだぞ?それなのに、どうしてそんな値段になるんだよ!」
隣から怒鳴り声が聞こえてきました。
相手をしているのはジョジョリさんのようです。
「ちょっと待っていてくれる?」
フィーネさんが私の前から隣へ移動しました。
「【鑑定】結果を表示」
フィーネさんの言葉に、空中に何やら文字が書きだされた。
すごい。もしかして、鑑定結果を誰にでも見られるように表示できるの?
「ほら、見ての通り。確かにレアではあるんですけれど、効果は小。効果小のポーションは品薄の時期ならば銅貨3枚。今はお宝祭りで余っているくらいだから銅貨1枚といったところです。ただし、見た目の珍しさから、女性へのプレゼントとしての需要も見込まれますから、プラス査定で銅貨3枚。合計で銅貨4枚というのが査定結果となります」
すらすらとよどみなく言葉を続けるフィーネさんの横顔をジョジョリさんがまぶしそうに見ています。
■
「いかがいたしましょう、売りますか?それともそのまま持ち帰って、どなたかのプレゼントになさいますか?」
売りに来た冒険者があきらめたように小さくため息をついた。
「いや、売るよ。はー、レアものが出たと思ったのに。ハズレレアかぁ……」
男が去った後に残されたレアなポーション。
うわぁ、か、かわいい。
「お待たせいたしました。えーっと、続きですね。小銀貨4枚でいかがでしょうか」
「あの、あれが欲しいんですけど、ここで買えますか?ここは買い取りしかしていませんか?」
さっきのレアポーションを指さす。
「買い取るものは何かしら?」
あ、私の番です。
「これを。ヌルクの皮とモモシシの角です」
「あら、珍しい。ずっとダンジョンの宝ばかりみんな持ってきてたから、普通の獣の素材の買取は久しぶりだわ。角は、まだ若い個体のようね。大きさは中程度。ただし傷が少ないので状態は上。ヌルクの皮は、あら、これはとてもきれいな状態ね。変な箇所に切り傷もないし、3つとも状態極上。全部で小銀貨4枚でいかがかしら?」
あ、失敗しました。恋愛事の項目を読んでいただけで、公平に買い取ってもらえる人なのかとか調べるの忘れました。
「はぁ?なんでだよ!これ、レアポーションだろう?初めて見たんだぞ?それなのに、どうしてそんな値段になるんだよ!」
隣から怒鳴り声が聞こえてきました。
相手をしているのはジョジョリさんのようです。
「ちょっと待っていてくれる?」
フィーネさんが私の前から隣へ移動しました。
「【鑑定】結果を表示」
フィーネさんの言葉に、空中に何やら文字が書きだされた。
すごい。もしかして、鑑定結果を誰にでも見られるように表示できるの?
「ほら、見ての通り。確かにレアではあるんですけれど、効果は小。効果小のポーションは品薄の時期ならば銅貨3枚。今はお宝祭りで余っているくらいだから銅貨1枚といったところです。ただし、見た目の珍しさから、女性へのプレゼントとしての需要も見込まれますから、プラス査定で銅貨3枚。合計で銅貨4枚というのが査定結果となります」
すらすらとよどみなく言葉を続けるフィーネさんの横顔をジョジョリさんがまぶしそうに見ています。
■
「いかがいたしましょう、売りますか?それともそのまま持ち帰って、どなたかのプレゼントになさいますか?」
売りに来た冒険者があきらめたように小さくため息をついた。
「いや、売るよ。はー、レアものが出たと思ったのに。ハズレレアかぁ……」
男が去った後に残されたレアなポーション。
うわぁ、か、かわいい。
「お待たせいたしました。えーっと、続きですね。小銀貨4枚でいかがでしょうか」
「あの、あれが欲しいんですけど、ここで買えますか?ここは買い取りしかしていませんか?」
さっきのレアポーションを指さす。


