「だから、奴隷とかご主人様とかじゃなくって、バディ。僕のことはユーキって呼んで。敬語も必要ない。旅の間は不自然がないように兄弟みたいに話をしてくれると助かる。で、君の名前、教えてくれない?」
手を離すと、ちょこっとだけ赤くなった頬っぺたをさすりながら、イケメンがにこっと笑いました。
とろけるような笑顔とはこういうことか。
「バーヌ」
はぁ?
「分かった。【鑑定】これで何でもお見通しなんだからね!」
【鑑定結果
バーヌ(NEW)
続きはWEBで】
「……、……」
どういうことなんですかっ!確か、前は違う名前で出てましたよね?
っていうか、NEWってことは、検索しても情報出てこないってことなのでは……。
力が抜けたところで、ぐぅーっとお腹が鳴りました。
◆
「あ……。そうだバーヌもお腹すいてない?何か食べようか」
もう、いろいろあきらめることにします。
「すぐに何か取ってきます」
え?取ってくる?買ってくるんじゃなくて?
お金持ってないよね?えっと、まさか取ってくるんじゃなくて、盗ってくる?
「バーヌ、待って、ちょっと!」
ああ、なんか、ドッグランに連れて行ったバーヌのように一目散に走っていっちゃっいました。
「ユーキは街の中にいてください」
ええ?街の中に?バーヌは街の外に行くってこと?
「僕がユーキを養います」
バーヌが振り返った。
振り返って私のこと見るしぐさまでバーヌみたい……。
は、ははは……。
思わず涙がポロリと落ちました。
なんか、成り行きで奴隷を持つとか意味が分かんないんですけど、異世界に一人放り出されて……。
バーヌ。
バーヌ。
2年前亡くなったバーヌの生まれ変わりに会えましたよ。
違うのかな?もし違ったとしても、きっと、バーヌが私のために出会わせてくれたんですよね?だって、ずっと張りつめていた心がふわりとほどけたんです。
泣けなかったのに、私、泣いてる。
ああ、やっぱり一人でずっと妹を探して旅するの不安だったんです。もし、倒れても誰も助けてくれる人がいません。
……ううん、違う。違う。妹が見つからなかったらどうしようとか、このままずっと一人で生きて行かなくちゃいけないのかなとか、鑑定で調べればいろいろなことは分かるけれど、それでもやっぱりこの世界のことは全然分からなくて……。
手を離すと、ちょこっとだけ赤くなった頬っぺたをさすりながら、イケメンがにこっと笑いました。
とろけるような笑顔とはこういうことか。
「バーヌ」
はぁ?
「分かった。【鑑定】これで何でもお見通しなんだからね!」
【鑑定結果
バーヌ(NEW)
続きはWEBで】
「……、……」
どういうことなんですかっ!確か、前は違う名前で出てましたよね?
っていうか、NEWってことは、検索しても情報出てこないってことなのでは……。
力が抜けたところで、ぐぅーっとお腹が鳴りました。
◆
「あ……。そうだバーヌもお腹すいてない?何か食べようか」
もう、いろいろあきらめることにします。
「すぐに何か取ってきます」
え?取ってくる?買ってくるんじゃなくて?
お金持ってないよね?えっと、まさか取ってくるんじゃなくて、盗ってくる?
「バーヌ、待って、ちょっと!」
ああ、なんか、ドッグランに連れて行ったバーヌのように一目散に走っていっちゃっいました。
「ユーキは街の中にいてください」
ええ?街の中に?バーヌは街の外に行くってこと?
「僕がユーキを養います」
バーヌが振り返った。
振り返って私のこと見るしぐさまでバーヌみたい……。
は、ははは……。
思わず涙がポロリと落ちました。
なんか、成り行きで奴隷を持つとか意味が分かんないんですけど、異世界に一人放り出されて……。
バーヌ。
バーヌ。
2年前亡くなったバーヌの生まれ変わりに会えましたよ。
違うのかな?もし違ったとしても、きっと、バーヌが私のために出会わせてくれたんですよね?だって、ずっと張りつめていた心がふわりとほどけたんです。
泣けなかったのに、私、泣いてる。
ああ、やっぱり一人でずっと妹を探して旅するの不安だったんです。もし、倒れても誰も助けてくれる人がいません。
……ううん、違う。違う。妹が見つからなかったらどうしようとか、このままずっと一人で生きて行かなくちゃいけないのかなとか、鑑定で調べればいろいろなことは分かるけれど、それでもやっぱりこの世界のことは全然分からなくて……。


