今度は素直にはいと返事をしました。
バーヌが剣をフィーネさんに差し出します。お金が出るなら剣は返すということでしょうか。
「受け取りなさい」
「ギルドに拘束されるわけにはいかない」
「いいの?剣があればご主人様をしっかり守れるんじゃない?」
ちらりとフィーネさんが私を見ました。
「うっ」
「いくら金狼でも、剣がなければ守り切れないこともあるでしょう?」
ちらりと、フィーネさんの視線が私たちの後ろに向いきました。つられて振り返って後ろを確認すると、ルクマールさんが近づいてきました。
「ユーキ!お前のおかげでマジ助かったぜ!」
ルクマールさんが、私の両脇に手を差し入れて、持ち上げました。うぎゃぁ。
子供扱いですよ。
「話せ、ルクマール」
バーヌが、剣を構えてルクマールに向けました。
「ふふ、早速剣が役に立っているみたいね」
フィーネさんが笑っています。
え、ちょっと、さすがに剣の使い方は間違っていると思うんですよ。
人に向けてはいけません。
「バーヌ、なんでルクマールさんに剣を向けるの?」
「あ、れ?ユーキ、お前、坊主じゃなかったのか?」
ルクマールさんが慌てて私を地面におろしました。
「すまん、坊主だとばかり思って……」
あ、女だってばれた?まぁ、男の子と女の子……私は子じゃないけど、だと、触れば肉の軟かさが違うし分かる人には分かりますよね。
「ルクマール、それ以上、何を、言うつもりだ?」
なぜか、烈火のごとくバーヌが怒り始めました。
どうしたのでしょう。
「ルクマール、じゃぁ、調書を作りたいから、ギルドへ一緒に行ってくれる?たぶん1週間はかかると思うけれど……」
「はぁ?一週間?」
「そうね。同じ話をギルド長、王都から来た調査員、ギルド本部の記録係と、最低でも3回から4回はしてもらうことになると思うし」
「じょ、冗談じゃねぇ。おい、金狼、ちょっと、待て、お前の仕事じゃないのか?お前がとどめ刺しただろう?」
バーヌが楽しそうにルクマールさんの奴隷紋を見せました。
「冒険者じゃないから、ギルドの話は知らない」
ルクマールさんがうっと言葉につまり、それから叫んでいます。
「ずりー、ずりーぞ、金狼!」
「行きましょう、ユーキ」
本当に嬉しそうにバーヌの尻尾が揺れています。
バーヌが剣をフィーネさんに差し出します。お金が出るなら剣は返すということでしょうか。
「受け取りなさい」
「ギルドに拘束されるわけにはいかない」
「いいの?剣があればご主人様をしっかり守れるんじゃない?」
ちらりとフィーネさんが私を見ました。
「うっ」
「いくら金狼でも、剣がなければ守り切れないこともあるでしょう?」
ちらりと、フィーネさんの視線が私たちの後ろに向いきました。つられて振り返って後ろを確認すると、ルクマールさんが近づいてきました。
「ユーキ!お前のおかげでマジ助かったぜ!」
ルクマールさんが、私の両脇に手を差し入れて、持ち上げました。うぎゃぁ。
子供扱いですよ。
「話せ、ルクマール」
バーヌが、剣を構えてルクマールに向けました。
「ふふ、早速剣が役に立っているみたいね」
フィーネさんが笑っています。
え、ちょっと、さすがに剣の使い方は間違っていると思うんですよ。
人に向けてはいけません。
「バーヌ、なんでルクマールさんに剣を向けるの?」
「あ、れ?ユーキ、お前、坊主じゃなかったのか?」
ルクマールさんが慌てて私を地面におろしました。
「すまん、坊主だとばかり思って……」
あ、女だってばれた?まぁ、男の子と女の子……私は子じゃないけど、だと、触れば肉の軟かさが違うし分かる人には分かりますよね。
「ルクマール、それ以上、何を、言うつもりだ?」
なぜか、烈火のごとくバーヌが怒り始めました。
どうしたのでしょう。
「ルクマール、じゃぁ、調書を作りたいから、ギルドへ一緒に行ってくれる?たぶん1週間はかかると思うけれど……」
「はぁ?一週間?」
「そうね。同じ話をギルド長、王都から来た調査員、ギルド本部の記録係と、最低でも3回から4回はしてもらうことになると思うし」
「じょ、冗談じゃねぇ。おい、金狼、ちょっと、待て、お前の仕事じゃないのか?お前がとどめ刺しただろう?」
バーヌが楽しそうにルクマールさんの奴隷紋を見せました。
「冒険者じゃないから、ギルドの話は知らない」
ルクマールさんがうっと言葉につまり、それから叫んでいます。
「ずりー、ずりーぞ、金狼!」
「行きましょう、ユーキ」
本当に嬉しそうにバーヌの尻尾が揺れています。


