「で、、隣町では冒険者が集まってるし、ダンジョンで多少無理をする奴らも増える。ってわけで、ポーションをたんまり仕入れて、あっちで売るってわけよ」
と、馬車にのせられた木箱をぽんぽんと叩いています。3箱あります。
「ポーションですか?見せてもらってもいいですか?」
「おお、いいぞ」
さっそく箱を開けてもらいました。
「【鑑定】」
「お?坊主鑑定もちか?」
「あ、えっと、レベルの低い鑑定魔法しか使えなくて、使っているうちにレベルが上がるって話を聞いたので……」
商人がにっと笑う。
「そうか。努力してるんだな。よし、じゃぁ、鑑定結果を言ってみろ。俺も鑑定もちだからな。合ってるかどうか答え合わせをしてやるよ」
え?
それって、効果大とか、効果小とかそういう答え合わせってことですよね……。
どうしましょう。私の鑑定魔法だと、すんなり効果の大小って出てこないんですよね……。でも、今更できませんなんて言えませんし。
箱の中のポーションの鑑定結果。
【鑑定結果
ポーション(マイク印)
続きはWEBで】
はい、やっぱり何度鑑定しても、私の鑑定魔法だと誰が作ったポーションか分かるだけで、効果大とか、効果中とか分かりません。
検索窓に、ポーション、マイク印と入っていますが、マイクって同姓同名多そうですよね。
何か単語を追加しないと駄目そうです。街の名前、えっと、カバノを追加で検索。
検索結果。
【なかなかいいレシピが作れない。効果中よりいいものが作れない。だけれど、まぁ中レベルのものを安定して作れればそれなりの金になるから、無理をすることもないかな】
という情報を見つけ、口を開きます。
◆7
「えーっと、効果中……ですね」
検索をかけたポーションを指さして答えます。
「おう、正解だよ。ちょっと時間がかかるみたいだが、ちゃんと鑑定できてるぞ。偉いぞ坊主」
ぐりぐりと頭をなでられました。ちょうどいい力加減です。ルクマールさんの怪力ぐりぐりとは違います。まぁ、どちらも嫌いじゃないですけど。
「このあたりは、同じやつが作ったもので、効果中だ。効果小は安価だからもうけが少ない。効果大だと高価すぎて売れる量が少ない。効果中ってやつが、一番売りやすいんだぞ。覚えておくといい」
へーそうなんですね。
と、馬車にのせられた木箱をぽんぽんと叩いています。3箱あります。
「ポーションですか?見せてもらってもいいですか?」
「おお、いいぞ」
さっそく箱を開けてもらいました。
「【鑑定】」
「お?坊主鑑定もちか?」
「あ、えっと、レベルの低い鑑定魔法しか使えなくて、使っているうちにレベルが上がるって話を聞いたので……」
商人がにっと笑う。
「そうか。努力してるんだな。よし、じゃぁ、鑑定結果を言ってみろ。俺も鑑定もちだからな。合ってるかどうか答え合わせをしてやるよ」
え?
それって、効果大とか、効果小とかそういう答え合わせってことですよね……。
どうしましょう。私の鑑定魔法だと、すんなり効果の大小って出てこないんですよね……。でも、今更できませんなんて言えませんし。
箱の中のポーションの鑑定結果。
【鑑定結果
ポーション(マイク印)
続きはWEBで】
はい、やっぱり何度鑑定しても、私の鑑定魔法だと誰が作ったポーションか分かるだけで、効果大とか、効果中とか分かりません。
検索窓に、ポーション、マイク印と入っていますが、マイクって同姓同名多そうですよね。
何か単語を追加しないと駄目そうです。街の名前、えっと、カバノを追加で検索。
検索結果。
【なかなかいいレシピが作れない。効果中よりいいものが作れない。だけれど、まぁ中レベルのものを安定して作れればそれなりの金になるから、無理をすることもないかな】
という情報を見つけ、口を開きます。
◆7
「えーっと、効果中……ですね」
検索をかけたポーションを指さして答えます。
「おう、正解だよ。ちょっと時間がかかるみたいだが、ちゃんと鑑定できてるぞ。偉いぞ坊主」
ぐりぐりと頭をなでられました。ちょうどいい力加減です。ルクマールさんの怪力ぐりぐりとは違います。まぁ、どちらも嫌いじゃないですけど。
「このあたりは、同じやつが作ったもので、効果中だ。効果小は安価だからもうけが少ない。効果大だと高価すぎて売れる量が少ない。効果中ってやつが、一番売りやすいんだぞ。覚えておくといい」
へーそうなんですね。


