結局私が湯船に浸かっているうちに宗平も身体を洗って一緒に浴室を出た。
何をやっているんだろう。何も考えずに出てしまった。
恋人同士でもない男女がお風呂に入って一緒に出るなんてことがあってたまるか。
時間差で出ないと着替えられないのに何故私は一緒のタイミングで出てしまったのか。
宗平がタオルを私に掛けると髪の毛を拭いてくれた。
「風邪引くから早くぬぎぬぎしよう。」
うん。
ってんなわけあるか。
「私はお布団で着替えるから宗平はここで着替えて!」
用意していた着替えを持って脱衣所のドアを勢いよくガラッと開けた。
でも居間に行くと何故か四竃が私のタンスを漁っている。
「・・・何してるんでしゅか・・・。」
「わっっ!!」
四竃が慌てたように私の方を振り返って、明らかに冷や汗を流している。
「る、ルカちゃん、水着のまま出てきちゃったの?!」
四竃の後ろに目をやると、私の下着が入っている段を開けていた。
・・・ねえ、なんでうちのチームこんなんしかいないの??
オラオラ系でも中身紳士なイケメンとか、フェミニストでも中身紳士なイケメンとかそういうのはいないわけ?
四竃にしっかりと怪訝な目を向けてやった。
「・・・いやあ、これはちょっと・・・ほら、ブラのサイズ気になるなあって・・・♥️」
「あ"あ""??」
見た目に似つかわしくないドスを効かせた声と鋭い目付きで出来る限りの殺気を放ってみた。
しかも水着姿で。



