「どうかな?」 恐る恐る私は、瑠奈ちゃんの顔色を伺いながら、声をかける。 瑠奈ちゃんは、パーッと顔を明るくさせて、 「星祈、センス良過ぎない?!すっごく嬉しい!!ありがとう!!」 「よ、よかったー」 私は、ホッと胸をなでおろした。 「ふふっ、あたし、当日がますます楽しみになったわー!」 「それは、私もだよ!!」 お互いの浴衣を手に持ちながら、私と瑠奈ちゃんは、微笑み合う。 その後は、浴衣に合わせて、店員さんが帯と足袋を選んでくれて、無事に浴衣を購入して、お店を後にした。