「お母さん、おはよう。 もうすぐで、朝ごはん出来るから待ってて」 起きたばかりのお母さんに、ホットのブラックコーヒーを渡してから、朝ごはんをテーブルに並べた。 「「いただきます!」」 私とお母さんはほぼ同時に手を合わせてから、朝ごはんを食べ始める。 こうして、時間が合う日は、朝ごはんを一緒に食べると、決めているから。 「あのさ、だし巻き玉子……どうかな?」 「すっごく、美味しいよ!!また、作って欲しいなー」 「ふふっ、良かったー!もちろん、また、作るね!」