「で、その後どうなのよ。颯希くんとは」
朝、登校していつものようにメイの席で二人で話していたら、突然メイにこんなことを聞かれた。
「告られてからも普通に仲良くしてるよね? 相変わらず。結局まだ返事はしてないの?」
「う、うん……。だって颯希、ゆっくり考えてって言ってくれたから」
私がそう答えると、メイが少し不満げな顔をする。
「ふーん。でも、あんまり待たせたら悪いんじゃない? それに颯希くんモテるんだから、ほっとくと他の子に取られちゃうかもよ~」
「……っ」
たしかに。颯希の言葉に甘えて、あんまりいつまでも返事を待たせるのはよくないと思う。
だけど、なんかまだ自分の気持ちがよくわからなくて。
ずっと幼なじみだった彼と付き合うなんて、イマイチ自分の中でイメージができないというか。
朝、登校していつものようにメイの席で二人で話していたら、突然メイにこんなことを聞かれた。
「告られてからも普通に仲良くしてるよね? 相変わらず。結局まだ返事はしてないの?」
「う、うん……。だって颯希、ゆっくり考えてって言ってくれたから」
私がそう答えると、メイが少し不満げな顔をする。
「ふーん。でも、あんまり待たせたら悪いんじゃない? それに颯希くんモテるんだから、ほっとくと他の子に取られちゃうかもよ~」
「……っ」
たしかに。颯希の言葉に甘えて、あんまりいつまでも返事を待たせるのはよくないと思う。
だけど、なんかまだ自分の気持ちがよくわからなくて。
ずっと幼なじみだった彼と付き合うなんて、イマイチ自分の中でイメージができないというか。