スーパーセブンは水晶の中にクリスタルやアメジスト、ルチルなど七つの鉱物が内包された石である。ふたつとして同じものはなく、とても希少価値の高いもののため数量限定で販売したものだ。
「そ、そうかな……」
「うん、よく似合ってる。あげるわ」
佐和子がそこまで勧めてくれているのに無下にできず「ありがとう」と受け取った。自分が作ったものだと言うタイミングをどんどん失っていく。
「このアクセサリー、どこで買ったんですか?」
「それはね、ここなの」
琴乃に聞かれて、佐和子は取り出したスマートフォンでサイトを表示させた。
「私がたくさん買っちゃったから、販売中のものがだいぶ減っちゃったんだけど」
佐和子の言うようにほとんどの商品は販売済みのページに掲載されており、販売中のものはごくわずかになっている。
早々に作ってアップしなければと気持ちが急く。販売をはじめてからはじめての大盛況ぶりには戸惑うものの、自分の作ったものを目の前で喜ぶ姿を見てワクワクする気持ちのほうが大きかった。



