「俺は大丈夫」
「いっくんは大丈夫でも私がダメなのっ」
そう抗議している間にも彼の手は美紅の素肌をさわさわと這っていく。
「恥ずかしがる必要はないよ。美紅はどこもかしこも綺麗だから」
暗がりでしか見たことがないくせに!と思いつつ、そう言われて嫌な気はしない。
油断した隙にインナーと一緒にパジャマの裾が首もとまで持ち上がり、一気に彼の目の前に晒された。
「やっ」
慌てて隠そうとした手は一慶に捕獲され、頭の上にひとまとめにされる。
「こんなに綺麗なのにどうして隠す?」
「だから恥ずかしいの!」
お願いだから見ないでと、こんな状況下で無理なことを願う。
ところがそんな願いは、一慶が体中にキスを落としていく間に綺麗さっぱり消えていく。あっけなく陥落した美紅は狭いベッドの上で呼吸を弾ませ、甘い吐息を漏らし、一慶に揺らされたのだった。



