『名古屋第一高校一年 合田るりさん』
「「ジャイコぉー!!」」
パチパチ!!と名古屋第一の応援団達からはその相性で太鼓を鳴らしながら応援されるが、
「ちょっとぉ!!やめてよぉ!!湊君が見てるじゃなぁい!!」
少し恥ずかしがりながら、お嬢様走りでくねくねしながらコートへと入場する。
「てめぇは顔に似合わねー走り方すんなよ。」
「まぁっ!!そんな野蛮だから湊君に捨てられるのよ!!この私の敵はもうあなたじゃなくってよ!!」
「捨て・・・?」
ジャイコに未茉はシャットアウトされると、前園ユリの方を見て、
「この試合でどっちが湊君に相応しいレディーかどうか分からせてあげるわ!」
ふふッと頭上からそう宣戦布告させられると、
「は?誰がどう見ても絵面的にあんたは翔真には釣り合わないでしょ。鏡見てみな。」
やさぐれ全開のユリの一言に、
((鬼・・・))
皆、凍りつく。
「うっ・・あっ・・あっ・・湊君いつからそんなに女の趣味が悪くなったのよぉぉお!!!」
唇を噛み締め、ユニフォームを握りしめながら泣きべそをかくジャイコ。
「きっ君・・大丈夫かね?」
審判まで心配になる泣き顔だった。
「ジャイコ泣いてる・・なんで」
「しかも東京がビビって泣くならわかっけど、なぜジャイコが・・」
不破とららが疑問に思ってる横で、「へっくし!」とくしゃみをして、
(走りまくったから冷えたかな?)
まるで他人事の呑気な翔真であった・・・。



