TIPOFF!! #LOVE AUTUMN





(っとに5秒静かにしてらんねーんだなアイツは・・・)
そんな歩く騒音スピーカー未茉を見て呆れるも、
(でも東京ーーいや、全国でもトップクラスのオフェンス力を誇る白石。ボールを手にしたゴールへ向かうアイツ一瞬の判断力は凄まじいものがある。)

(そして東京一最強の私。)
ファサッ……と髪をかきあげ靡かせながら自分に酔いまとめた後、
(あのエマを倒せる唯一のチャンスはこの最強メンツが揃う国体しかない。)
腕を組みほくそ笑み、野心をギラつかせているとこへ、


「おはよう。」

茶髪のロングの巻き髪をまとめあげながら黒とピンクのジャージ姿で入ってきた大人のお色気漂う若い女性が体育館に入ってきた。

「誰だ……あの美人っ!!」
「スタイルやべぇ・・・」
分かりやすいシルエットに大興奮する男子のコートでざわめきが起こる中、
「「神崎監督!!宜しくお願いします!!!」」
女子達は一斉に頭を深々と下げて彼女に挨拶をした。

「え、こんな若いのが監督?」

未茉は思わず目をパチクリさせてると、田島が神崎監督の前へ連れ出し、

「桜蘭の監督の神崎さん。国体の間東京女子の指揮をとって下さることになったので、ご挨拶して。」

「ご挨拶……ってか、本当に監督なの?若すぎない?いくつ?」
「白石!!コラッ!!挨拶……しかも敬語使え」
ポカッと田島に頭を叩かれると、神崎は何かハッとしたように気づき、

「白石……もしかしてあなたが白石未茉?」
監督はーーというよりその女性は確かめるように全身なめ回すような目で見て言った。