海の向こうで





…もう、私は恋愛をしないと思う。



だって、私の隣を歩いてくれるのはキミ以外誰もいないって知ってるから。



それに裏を返せばキミの隣を歩くのだって私しかいないから。



キミがたとえこの海の向こうにいたとしても、いつか会える。



その時を。ずっと楽しみにして…。




今日も私は、前を向いて、生きていく。












【完】