僕からの溺愛特等席



それに、気になることもあった。


野間さんが僕を避けていた。


僕の店に来たのも泥酔事件以来だったし、これまでいくら期間が空いたとしてもせいぜい二週間だ。



それが、今回は三週間も空いていた。そんな不安から、勢いあまって告白をしてしまいそうにもなった。


 それに………本人は気づいていないかもしれないが、僕が距離を詰めると、一歩後ずさる。


嫌がっているというよりは、後ろめたそうな顔をしていた。


僕への態度には首をかしげるものばかりで、少しは抵抗していたが兄さんにあっさりと連れていかれる野間さんに、そして、自分に腹が立った。


この数週間で何があったって言うんだ………。