僕からの溺愛特等席





私は飛び起きた。


あれ? ここどこだろう。



視線を隣へ向けると、糸くんが寝ていて、あまりの顔の近さにびっくり飛び起きた。



頭を整理しようと辺りを見渡す。



駄目だ、全然わからん。




 なぜか丁寧に、私のスマホは充電までされていて、時間を見ると、朝の七時だった。



「えっと、えっと、何がどうなってるんだろう」



 確か、昨日は飲み会に行って、それで………どうしたっけ? 



飲んで、呑んで、その挙句、私は。




「あ、ああ……」ぼんやりと記憶の戻ってきた私は頭を抱えた。



 糸くんが、ガサゴソ動いた。目を擦り、瞬きを数回繰り返す。



「あれ? もう起きたんですか……」