「妖精売り」? まるでファンタジーの世界。 私、夢でも見てるのかな....? 「これっ!夢などではないぞっ!! 現実じゃ。出会いに理由も理屈もあるものか。 あるがままを受け止めよ!!」 これだから人間は~と言う感じの視線が 私へ向けられる。 ....普通、そんなに順応力。高くないですよ~ ....心、読まれてるし。 「で、じゃ。お嬢ちゃん。 恋がしたいんじゃろ?」 「な、なんでそれを?」 「ワシはお嬢ちゃんの「思いの残り香」に惹かれて、ここに来たのじゃから!」